バックアップが重要だということは耳にタコができるほど聞いていると思います。
しかし、それでもうっかりということはあるものです。
データの読み込みができない
ある時、重大な問題が私にも発生しました。
なんと、画像データをカードリーダーが読み取ってくれないのです。
おかしいなあ、と思いSDディスクをカメラにつけ直すと、今度はカメラもそのデータを読み取ってくれないのです。
万事休す、です。
再度、カードリーダーにSDディスクを差し込むと、「フォーマットしますか?」という謎のメッセージも表示されています。ここで「はい」を押したら、もう終わりです。
まずはRenee Undeleterの無料版でお試し
対処法を探し、見つけた復元ソフトが「Renee Undeleter」でした。
ちなみに、こういう種類の復元ソフトはいろいろなところから発売されています。
しかし、どれもそこそこ値段がするものなので片っ端から調べるというわけにもいきません。
高いお金を出してソフトを買ったのに結局データを復元できなかったとか、データ復元にやたら時間がかかるとか、操作方法が分かりにくいとかだったらイヤですよね。
その点、Renee Undeleterでは無料お試しができるのはありがたかったです。
カードリーダーにSDカードを差し込んだ状態で早速試してみると、なんと画像データの読み込みを始めました。画像をデスクトップで拡大表示することもできました。
これはスゴイです!
効果が実証できたので、商品購入することにしました。
商品を購入すると、登録したメールアドレスに、ATで始まりATで終わるライセンスキーが送られてきます。ATからATまですべてをコピーし、貼り付けるとデータ復元が無制限で行えるようになります。
私の場合、2年版を購入したので5,980円+税でした。
分からないことは、ライブチャットで質問することもできる!
ソフトのインストールが完了すると、デスクトップ上にRenee Undeleterのアイコンが表示されます。
そのアイコンをクリックした際のトップ画面が下記のものです。
今回使うことはありませんでしたが、商品について分からないことがあれば「ライブチャット」で質問することもできます。
ソフトの品質に対する自信の表れですね。問合せ先を分かりにくくしているソフト制作会社も多いので。
なお、ライブチャットでのお問い合わせは平日の10時から18時半となっていました。
読み取れなくなったデータを読み取る時は「クイックパーテーションスキャン」
トップ画面では「クイックパーティションスキャン」と「パーティションの完全スキャン」と「ディスクの完全スキャン」と「ミラーリング作成」の4つのメニューが並んでいますが、データが読み取れない場合は1つ目の「クイックパーティションスキャン」です。
なお、操作方法については[こちら]のページに分かりやすく動画付きで解説されています。
「クイックパーティションスキャン」をクリックすると、次のような画面が開くので、復元したいデータの保存先を選択し、「次へ」をクリックします。
通常は「ファーストスキャン」で十分です。
それがうまくいかない時だけ「ディープスキャン」を実行したらいいと思います。
「次へ」をクリックします。
「デフォルト設定」で「次へ」をクリックすると、スキャンが自動的に始まります。
後は保存先を、十分な空き容量のある外付けハードディスクなどにして「復元する」をクリックするとデータの復元が始まります。